ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 436 2019-11-15

2019 年(第6回)有床診療所の現状調査

江口 成美

 

本調査は、有床診療所の経営状況、診療の実態、入院患者の現状を把握することを目的に2年毎に実施している。超高齢社会において、かかりつけ医による身近な病床は、地域の高齢者を含む患者・家族にとって大きな安心感につながるが、有床診療所の施設数の減少が今なお続いている。調査からは、赤字施設の増加など経営の悪化が見られ、業務負担の増大など多くの課題が明らかになった。地域で果たしている有床診療所の役割を継続するため、人材の確保などさらなる対策が求められている。

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