ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 50 2001-08-21

被用者保険の財務分析−1999年度版−

 

被用者保険は、一般の企業のルールで見ればいわれているほど赤字ではない。政管健保では毎年250億円もの設備投資。組合健保では、保険料率をかなり低く設定している組合も。なかでも特殊法人の本人負担は非常に小さい。支払基金の事務を民間化してもあまり大きな市場の創出は期待できない。 今後、財政は悪化するが、賞与にも保険料を賦課する方式で10年近く息がつける。

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