ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 67 2002-04-24

国立病院、地方自治体に売ってはいけない
−国立病院の移譲問題検討資料として−

 

国立病院を地方自治体や公的医療機関に移譲する計画が進んでいる。 しかし、地方自治体に移譲された病院は、結局のところ高い給与費、希薄なコスト意識のため、国立病院時代と同様の赤字体質だ。 一方、公的医療機関(ここでは医師会を例に分析)に移譲された病院の経営は比較的良い。資産面での軽減措置などを拡大し、地方自治体以外での移譲、運営をもっと検討すべきである。

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