ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 71 2002-07-25

医薬品の安全性確保に寄与する調査研究体制に関する研究

 

市販後医薬品の安全性に関する情報の活用方法は、「緊急安全性情報」の医師への配布や添付文書の改訂といった行政的アクションからゲノム解析、疫学研究への応用に至るまで多様化している。こうした現状を踏まえ、ワーキングペーパーは医師会が医療機関からの自発報告の収集母体となり、市販後医薬品の安全性確保対策で中心的役割を果たす仕組みづくりを提案。収集した安全性情報を速やかに行政に転送する一方で、医療従事者間で情報の共有化を図り、ゲノム解析や疫学研究へ繋げていく道筋を示した。

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