日本医師会総合政策研究機構Japan Medical Association Research Institute
ワーキングペーパーNo. 93 2004-01-21
前田 正一
刑事事件にまで発展した医療事故について過去の事例の検証と、防止策、刑事処分を厳罰化することの有効性と弊害を考察した。医療事故が多発する中で、今後、医療事故刑事処分の厳罰化を求める気運が高まることが考えられるが、短絡的な議論は患者、医療双方にとって好ましくない結果をもたらす恐れがあり、慎重な対応が望まれる。
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