ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 94 2004-03-11

公費負担医療給付費の分析

 

 高齢者の被生活保護世帯の増加に伴って、年々伸び続けている公費負担医療。今後もこの傾向が続くという仮定で推計すると、2020年には最大で3.7兆円、最小でも2.6兆円と無視できない規模にまで拡大する。公費負担医療の一部は保険財源で賄われている。国民として最低限の生活を営むための保障という本来の趣旨からすれば、すべて公費で賄うべきではないか。

ダウンロード  (約 540 KB)