ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 129 2006-07-06

レセプトオンライン化政策に関する考察

 

この数年、医療制度の改革ではレセプトの電子化が最も重要視されており、医療制度改革大綱(2005 年12 月)、IT 新改革戦略(2006 年1 月)などにおいてレセプト請求を2011 年までに原則オンライン化する政策提言が行われた。社会インフラの整備としてレセプトオンライン化は避けられない道ではあるが、2011 年に完全義務化とするには、薬理作用で審査を行うことや、地域毎の医療費助成制度、レセプトコンピュータを必要としない小規模医療機関への配慮など、多くの課題や問題がある。

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