ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 180 2009-01-05

第3回 日本の医療に関する意識調査

 

概要 昨今の医療制度改革や医療を取り巻く環境変化は国民、患者、医師の意識にどのような影響を与えているであろうか。 国民・患者が考える最も重要な医療制度の課題は、高齢者などが長期入院するための入院施設の整備であった。また、9割の国民は大病になったときの医療費に不安を抱いている。 さらに、大半の国民は受ける医療に格差が生じることに反対しており、過去を通じて変わらない意識であった。一方、医師の84%が医療制度に不満を持っており、医療訴訟に不安を持ち、人員不足の現場で疲弊する医師の状況が浮かび上がった。 本調査は2002年から実施している意識調査の第3回調査である。

※図36 『緩和ケア施設』を希望する割合の第2回目の数値に誤りがありました。ここに訂正し、お詫びいたします。(誤)30.5→(正)26.8 (2009年6月1日)

(別冊:クロス表はこちら)

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