ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 204 2009-11-24

有床診療所の今後の展開にむけて
平成21年 有床診療所経営実態調査より

 

有床診療所の施設数は減少の一途をたどっている。本調査からは、有床診療所の経営が悪化していることが示され、人件費を大きな課題として抱えていることも判明した。地域の医療介護施設のつなぎや在宅医療を担い、夜間休日の緊急時に週1日以上対応できる施設は全体の約4割で、病院の負担軽減にもつながっている。入院患者数別にみた看護職員の配置数は多く、今後は、経済的評価の再検討が必要であろう。また、医療内容の可視化などによる新しい展開も必要であろう。

※クロス集計表を別冊としております

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