ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 234 2011-05-18

2010年 病院における
地球温暖化対策自主行動計画フォローアップ等に関する調査研究

 

  • 我々を取り巻く環境問題には様々な課題があるが、地球温暖化への対応は、人類の生存に甚大な影響を及ぼす重要かつ喫緊の課題と考えられる。 すなわち医療を取り巻く環境は、医療費抑制政策により日増しに厳しさを増す一方、医療施設において快適な療養環境の整備という特有の課題を抱えているが、地球温暖化対策も益々その重要性が高まってきている。 特に、人々の健康を預かる医療機関としては、温暖化対策などの地球環境の向上を通じて、地域に生活する人々の健康に貢献することが一層重要となっている。
  • 本報告は、「2010年病院における地球温暖化対策自主行動計画フォローアップ報告」を、取りまとめたものである。 すなわち、「病院における地球温暖化対策自主行動計画フォローアップ報告」は、2008年8月に策定した「病院における地球温暖化対策自主行動計画」について、2009年4月〜2010年3月まで(2009年度)における数値目標の達成度や温暖化対策の取組状況を中心に、アンケート実態調査により第三回目のフォローアップ調査をした結果である。
  • 調査の結果、2009年度のCO2排出原単位の実績は、前年の2008年度比で1.1%減となり、前年度に引き続き目標とした年率1.0%減を若干下回って達成した。

ダウンロード  (約 7 MB)