ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 242 2011-11-09

平成23年 有床診療所の現状調査

 

平成22年度の有床診療所の経営実態と今後の課題を把握した。長期入院患者と医療やケアの必要度の高い入院患者を多く入れている有床診療所では経営状態が悪い傾向がみられた。有床診療所が急性期の後方支援、緩和ケアや看取りなどの地域ニーズに応えていくには、夜間も含めた相応の看護職員体制が必要であり経営基盤の整備が急務である。また、空床を活用して介護分野も含めた新たな取り組みを推進していくことが期待される。

 

※11ページの1行目および図3のタイトルの経常利益率の平均を5.1%→3.4%に修正しました。(2013.10.18)
※40ページの病床利用率の数字を69.9%に修正いたしました。(2011.11.25)

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