ワーキングペーパー

ワーキングペーパーNo. 461 2021-10-01

2021年 有床診療所の現状調査

 

本調査は全国有床診療所連絡協議会会員の協力を得て、有床診療所の直近の実態把握を目的に2年おきに実施している。新型コロナ感染症の感染の中、有床診療所はPCR検査、ワクチン接種のみならず、後方支援病床を含めたかかりつけ医機能を果たしていたが、2020年度の経営は前年度比較で顕著に悪化、また、小規模であるため病床のさらなる活用には人材確保が大きな課題となっていた。病院を補完し、またその受け皿として、地域のさまざまな患者のための身近な病床として有床診療所が活用されることは、地域医療の充実につながる。平時にも有事にも、かかりつけ医がいる有床診療所の病床を活用していくための方策を探る。

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