リサーチレポート
リサーチレポートNo. 133 2022-12-28
J-DOME症例における2021年度の高齢者診療の状況
- 超高齢社会において、高齢患者の健康管理を担うかかりつけ医の役割はますます重要となっている。
- 本稿は、日本医師会J-DOMEレジストリを用いて、地域のかかりつけ医が実践している2型糖尿病と高血圧症の高齢患者への診療を把握した。
- 新型コロナ感染症が蔓延する中、2021年度の症例(n=2585)については、前年に比べて検査値などの指標の悪化は見られず、疾患管理の実態が示された。
- 地域の高齢者の生活習慣病の重症化予防と状態悪化の防止に向けて、かかりつけ医への情報提供など引き続き支援を行うことが重要と考える。
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