日本医師会総合政策研究機構Japan Medical Association Research Institute
リサーチエッセイNo. 31 2003-03-27
前田 由美子
政府は自由診療の領域に限って、特区における株式会社の医業経営参入を容認する方針を固めた。だが、医療の規制改革はそもそも、医業経営の近代化・効率化を図ることが目的であったはずだ。それがいつの間にか株式会社参入へと論点がすりかえられている。そこで、本エッセイでは、特区を巡る議論を振り返るとともに、その問題点を指摘した。
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