リサーチエッセイ

リサーチエッセイNo. 36 2003-07-18

健保組合の“決算”の検証

 

健康保険組合の14年度決算は4003億円の赤字ー。こんな見出しが新聞紙上を賑わせた。だが、これはあくまで経常収支上の数値。損益計算書はおろか、資産の状況を示す貸借対照表は開示されていない。経常収支の数値だけをもって、財政窮状を訴えるのには大きな問題がある。本エッセイでは、経常収支を決算値とすることが、いかに不合理であるかを明らかにした。

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