リサーチエッセイ

リサーチエッセイNo. 48 2005-01-14

民間生命保険会社の実態

 

公的保険の給付範囲の縮小が懸念されている。本エッセイでは民間生命保険会社の実態を概観した。2002年度の公的医療・年金保険料42兆円、私的保険料は少なくとも25.5兆円に達しており、近年は、保険料から見ると保障の小さい保険のシェアが高まっている。また、外資系保険会社では加入者の支払う保険料が、内国企業に比べてより多く「販売及び一般管理費」に費やされてる。なお言うまでもなく、私的保険は概ね黒字で運営されている。

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