リサーチエッセイ
リサーチエッセイNo. 15
2002-08-30
医療改革の行方
福山 尚哉
今年4月の診療報酬改定で、年間手術件数が一定数に達しないと手術料を3割減額する措置が導入された。だが、何故それだけの手術件数が必要なのかという根拠は明らかにされておらず、手術件数を増やすために本来は必要でない手術を行う病院がでればかえって医療費が増加する事態も招きかねない。エッセイでは海外文献などを参考にしながら、手術件数を根拠に制限を設けることの危険性を指摘した。
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