リサーチエッセイ

リサーチエッセイNo. 17 2002-10-15

幻想の株式会社至上主義②—「医療特区」の恐怖—

 

マスコミ等を通じて盛んに喧伝されている「特区構想」について考察した。特区構想の中で小泉内閣がとくに力を注いでいる分野のひとつが「医療」。なかでも「株式会社の参入」は地方自治体からの特区申請が皆無であるのにもかかわらず、株式会社の参入が過大に取り上げられている。その背景には、医療コングロマリット形成のチャンスを虎視眈々と狙っている一部企業の思惑があるのだ。

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