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医療産業分析「医療産業の経営実態-2003年度決算から-」

岸本 麻衣子

医療産業の経営実態を分析したものである。2003年度の医療保険総医療費のうち、調剤費の伸びが突出して高い（前年度比7.4％増）。医療産業大手の売上高はほぼ増収増益だが、臨床検査センターは売上原価率の上昇により増収減益であった。各産業大手の中で、製薬メーカーの売上高経常利益率が突出しており、医療機器メーカー、医薬品小売も同産業平均を大きく上回っていた。また、各産業大手の企業別経営指標の分析も行った。

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